もうひとりのなでしこ [その他サッカー]
1週間経ちましたが、女足世界杯の話です。
やっと上海に帰ってきたし。
なでしこジャパンは優勝したドイツにグループリーグで敗れ、
大会を去りました。
しかし、決勝戦のピッチに立った日本人女性がいます。
その人の名前は大岩真由美。
国際女子主審です。(FIFA公式-審判紹介)
彼女が、ドイツvsブラジルの第4の審判を勤めたのです。
(JFA公式-アポイントを知らせるリリース)
第4の審判はピッチサイドのブースにいるから、ピッチに立ってない
じゃないかと細かいツッコミをいれたあなた。
大丈夫です。フェアプレイフラッグの後に、4人の審判が並んで入場。
大岩さんもピッチに入場です。

試合前の審判紹介で大岩さんが第4の審判だと知ったので、
プレーそのものだけでなく、彼女の仕事っぷりも気になって仕方がない。
普段は意識していないので気づいてなかったですが、第4の審判も
それなりに仕事があるんですよね。
テクニカルエリアに出てきている監督・コーチが出すぎてないかの
チェックだとか、負傷者が出た時に主審が担架の指示を出しますが、
その人たちにタイミングの指示だとか。
もちろん、大きな役割が、選手交代の取り仕切り。
後半になって、両チームのベンチが動いてくると
大岩さんは大忙しです。


そして、時計の針が後半45分を示した時、
スタジアムの視線が第4の審判に集まる。
そう。ロスタイムの表示。

大岩さんが示したロスタイムは4分。
その4分間を守りきり、ドイツが優勝を決める。

試合後は、優勝したドイツを称える表彰セレモニー。
その中で、決勝進出チームの表彰の前には、決勝戦の
審判団の表彰も行われます。
大岩さんももちろんその対象。

主審、副審に続いて壇上に上り、記念メダルを受け取る。

メダルを受け取った彼女達の表情には、決勝を裁き終えた
達成感と充実感が満ちていて、優勝したドイツに負けず劣らずの
笑顔でした。

去年の男子ドイツワールドカップの3位決定戦で上川さんが
笛を吹いたことで話題になりましたが、今回の大岩さんも
第4の審判とは言え、大きな実績であることに間違いはありません。
なでしこリーグ・岡山湯郷ベルの本田美登里監督が女性として
初のS級ライセンスを取ったことが話題になっていましたが、
そういったコーチングスタッフだとか審判だとか、周りを支える
人材の底上げが、日本の女子サッカーの発展・成長にも
繋がっていくんだろうね。
・FIFA公式-試合記録(一番下に審判団)
・決勝戦の観戦記


















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